宮崎県工業技術センター

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無気泡ガス溶解法を利用したオゾン水製造装置の開発

 宮崎県工業技術センターでは、SPG(シラス多孔質ガラス)膜の微細な孔の中でガスと液体を接触させることにより、効率良くガスを液体中に溶かすことのできる「無気泡ガス溶解法」を開発しました。この技術を用いることでオゾンガスを効率良く溶かすことが可能となり、殺菌や洗浄に使用可能な濃度及び量のオゾン水を生成することのできるオゾン水製造装置を県内企業と共同で開発することができました。

背景・目的について

 従来のバブリングでのオゾン水製造法は溶解効率が悪く、溶解しきれないオゾンガスの処理が必要となることから、装置の小型化、コスト削減が困難であった。そこで、開発する装置としては、食品加工場、医療施設等向けの殺菌、洗浄などを目的とし、無気泡ガス溶解法を用いたコンパクトで低コストのオゾン水製造装置の開発を目指した。

成果について

 食品加工場等における殺菌、洗浄等の用途に適合する濃度及び量(0.5~1mg/L、5L/min以上)のオゾン水を製造することのできる装置を開発することができた。この装置は、余剰の廃ガスをほとんど発生させずにオゾン水を製造することができ、少量のオゾンガスを効率良く溶かすことができることから、廃ガスの処理が不要となることによる装置の小型化が可能となるという特長がある。今後は、さらなるコストの低減やコンパクト化を図ることで、食品加工場や医療施設等に普及させていきたいと考えています。

無気泡ガス溶解オゾン水製造装置
無気泡ガス溶解オゾン水製造装置

(材料開発部)

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