宮崎県食品開発センター

サトイモ乳酸発酵食品の開発

県内の発酵食品から分離した乳酸菌により特産品であるサトイモを乳酸発酵させ、ドリンクタイプのヨーグルト様食品の開発、製品化を行いました。

背景・目的について

宮崎県は、千葉県に次いで国内2番目のサトイモの産地です。このサトイモの主成分はデンプンで12%程度含まれていますが、食物繊維も比較的多い特徴があります。一方、乳酸菌はプロバイオティクスとしての効果が注目され、整腸作用、免疫賦活作用やアレルギー低減効果などが知られています。そこで、サトイモを乳酸発酵し、サトイモと乳酸菌の長所を活かした新規食品の開発を目指しました。

成果について

県内の発酵食品から分離した乳酸菌の1株は、サトイモを乳酸発酵して独特の土臭さを感じさせないことがわかりました。この乳酸菌を活用し、食物繊維、ポリフェノール、γ-アミノ酪酸(GABA)が含まれており、市販のものとは異なるタイプのヨーグルト様サトイモ飲料の開発に成功しました。さらに、高齢者を対象とした摂食試験を行った結果、便通や腸内細菌の改善が認められました。
このヨーグルトは製品化され、(株)ヨフルトフィードから「たろヨーグルト」、アリマン乳業(有)から「お芋のヨーグルト」という商品名で販売されています。

お芋のヨーグルト

お芋のヨーグルト

たろヨーグルト

たろヨーグルト

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