概要
宮崎県工業技術センターは、工業分野を技術的に支援することにより、県内産業の振興を図ることを使命とし、
各種の工業技術に関する「研究開発業務」及び「技術支援業務」を実施している。
「技術支援業務」では、製品製造上の技術的な問題等に関する相談に対応する
工業相談・技術指導、それらを解決するための
依頼試験及び
設備使用に加え、
企業を訪問してセンター保有技術等の普及や企業ニーズの収集を行う企業訪問、技術セミナー等による技術者研修を実施している。
これらの取組により、ものづくり企業における新製品・新技術の社会実装及び技術力向上を支援していく。
工業技術センターの業務
技術支援業務
① 工業相談・指導
各種工業相談への対応及び技術指導を行う
② 依頼試験
各種の分析及び試験を行う
③ 設備使用
設備の開放を行う
④ 企業訪問
産業ニーズの収集やセンター保有技術の普及等を目的に企業を訪問する
⑤ 技術者研修等
研修生受入れ、研修会開催などを行う
⑥ 講師等派遣
関係団体等へ講師等を派遣する
⑦ インキュベーション施設の運営
開放実験室及び賃貸工場を設置し、企業の技術開発を支援する
研究開発業務
① 経常研究
センターが単独で実施する県内産業の将来を見据えた基盤技術の開発
② 共同研究等(県単共同研究・外部資金導入研究)
センターの基盤技術を活用し、企業等と共同で実施する新製品・新技術の研究開発
組織
所長
副所長(総括)
副所長(技術担当)
管理課※
企画・デザイン部※
資源環境部
材料開発部
機械電子部
※ 宮崎県食品開発センターと兼務
沿革
昭和11年(1936年):
都城市北原町に県立工芸指導所を開設。
昭和20年(1945年):
閉所。
昭和23年(1948年):
宮崎市西丸山町に宮崎県工業試験場を設立し、都城市北原町に都城分場を設置。
昭和39年(1964年):
都城市年見町に都城分場を新築移転。
昭和46年(1971年):
宮崎市恒久に宮崎県工業試験場を新築移転。
平成10年(1998年):
12月1日、現在地(現:宮崎市佐土原町東上那珂16500-2)に新築移転し、宮崎県工業技術センターに改称。
平成11年(1999年):
4月1日、組織の機構改革が行われ、管理課、研究企画班、資源環境部、材料開発部、機械電子・デザイン部、工芸支場に再編成。
平成13年(2001年):
4月1日、工芸支場を廃止し、その業務を木材利用技術センターに移管。
平成19年(2007年):
4月1日、組織機構を一部改正し、管理課、企画・デザイン部、資源環境部、材料開発部、機械電子部の1課4部体制となる。
表彰実績
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