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令和元年度導入機器

 令和元年度に、公益財団法人JKAの補助を受け導入しました機器をご紹介します。

 当センターでは、公益財団法人JKAによる機械振興補助事業(公設試工業技兼研究所等の機械設備拡充)を受け、様々な機器を導入しております。

《補助事業の概要》

 本事業は、宮崎県内の機械金属関連の中小企業等に対し、技術指導等に要する機械設備の拡充強化を図るため、宮崎県工業技術センターに下記の機器4点を導入し、県内の中小企業等の技術水準の向上に資するとともに機械金属工業の振興に寄与するものである。

《予想される事業効果》

 本補助事業による機器整備により、宮崎県工業技術センターにおける技術指導の体制・機能が強化され、県内機械金属関連企業からの相談に対して迅速かつニーズに沿った高度な技術指導を行うことが可能となる。また、企業の技術力向上や新製品の開発等に有効に活用されることにより、本県の機械金属工業の振興及び中小企業の発展に大きく寄与することが期待される。

《本事業により導入した設備》

 今年度導入した設備は次のとおり。

放射・伝導EMI試験システム

放射・伝導EMI試験システム

メーカー
株式会社テクノサイエンスジャパン
型式
《主要機器》
 EMIレシーバ:ROHDE&SCHWARZ ESR7
 アンテナ:SCHWARZBECK VULB9168
 アブソービングクランプ:協立テクノロジー TKT-10
仕様・性能
 VCCI、EN、CISPR、FCC、電安法等各国規格に準拠した、放射エミッション測定、雑音端子電圧測定、妨害電力測定、磁界強度測定が可能
用途
 電気機器から放出される電磁ノイズを測定することができます。自動測定ソフトにより、EMIレシーバ、アンテナマスト、ターンテーブル、クランプ走行台、RFセレクタを制御するので、簡単な操作で、電気機器が発するノイズの測定を行うことができます。RFセレクタを使用しているため、測定内容に応じて、ケーブルをつなぎ替える必要がありません。
スーパーイメージ炉

スーパーイメージ炉

メーカー
株式会社モトヤマ
型式
SVF-QP2-6
仕様・性能
最高到達温度:1,700℃
試料サイズ:Φ10mm×15mm×100mm以内
炉体構造:4楕円共有集光式管状炉
観察方式:炉体上部の観察窓からカメラで動画撮影
用途
 本装置は各種固体材料を加熱したときに、どのように変化しているかをリアルタイムで直接、拡大観察(50倍以上)することが可能な装置です。数分オーダーの短時間で、急速加熱、急速冷却を行うことが可能であり、超高温域における熱サイクル試験、熱衝撃試験などが行えます。
大型インクジェットプリンター

大型インクジェットプリンター

メーカー
ローランドディー.ジー.株式会社
型式
TrueVIS VG2-540
仕様・性能
メディア設置幅:275~1371mm
メディアロール外径:210mm以下
印刷幅:最大1346mm
インクカートリッジ:8色(C/M/Y/K/LC/LM/LB/OR)溶剤の純正インク
カッター圧・速度:30~500gf 10~300mm/sec
印刷メディア:合成紙,塩ビ,透明塩ビ,バナー,クロス,電飾フィルム
用途
 大型ポスターからシール印刷まで、幅広い用途に対応する装置です。使用メディアは、合成紙・クロス・テント生地・シール紙等であり、耐水・耐光性に優れています。高品質な印刷はもちろん自由な形状にカットするプリント&カット機能を備えた装置です。
オスミウムコータシステム

オスミウムコータシステム

メーカー
メイワフォーシス株式会社
型式
Neoc-Pro/P
仕様・性能
チャンバー寸法:Φ150mm×70mm
試料台装填個数:Φ15mm×7個,Φ10mm×35個
排気システム構成:卓上ドラフトチャンバー及び有害物質除去フィルタあり
残存ガス漏洩防止機構:昇華筒開閉検知及び自動排気シーケンスあり
用途
 電子顕微鏡観察の前処理として、試料をオスミウム導電被膜でコーティングする装置です。試料周囲をオスミウム昇華ガスで包み込み、試料表面の複雑な構造に沿う均一な被膜を形成します。
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