JKA設備・機器のご案内

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令和3年度導入機器

 令和3年度に、公益財団法人JKAの補助を受け導入しました機器をご紹介します。

 当センターでは、公益財団法人JKAによる機械振興補助事業(公設試工業技兼研究所等の機械設備拡充)により、様々な機器を導入しております。

《補助事業の概要》

 宮崎県内の機械金属関連の中小企業等に対する技術指導等に必要な機械設備の拡充強化のため、下記の機器3点を導入しました。

《予想される事業効果》

 本補助事業による機器整備により、当センターにおける技術指導の体制・機能が強化され、県内機械金属関連企業からの相談に対して迅速かつニーズに沿った高度な技術指導を行うことが可能となります。また、企業の技術力向上や新製品の開発等に有効に活用されることにより、本県の機械金属工業の振興及び中小企業の発展に大きく寄与することが期待されます。

《本事業により導入した設備》

 今年度導入した設備は次のとおり。

有機アミノ化合物分析装置

有機アミノ化合物分析装置

メーカー
株式会社日立ハイテクサイエンス
型式
LA8080
仕様・性能
測定方式:ニンヒドリンポストカラム誘導体化法
測定可能成分:遊離アミノ酸、構成アミノ酸及びその誘導体(約40成分)
測定波長:570nm、440nm
用途
 試料中に含まれるアミノ酸及びその誘導体約40成分を一度に定量できる装置です。アミノ化合物用に分析条件を最適化しているため、成分の定性やピーク再現性にも優れており、信頼性の高い分析が可能です。

デジタル式半自動溶接機

デジタル式半自動溶接機

メーカー
パナソニック株式会社
型式
YM-350VR1
仕様・性能
出力電流調整範囲:DC30~350
出力電圧調整範囲:DC12~36
メモリー機能:100チャンネル
溶接法:CO2/MAG/ステンレスMIG
適用ワイヤ径:0.8/0.9/1.0/1.2
適用ワイヤ材料:軟鋼/軟鋼FCW/ステンレス/ステンレスFCW
用途
 金属の溶接で使用する装置です。デジタル式であるため、安定したアークを発生させることができ、複雑な形状の溶接作業でも凹凸の少ないビード外観を実現することができます。メモリー機能を使用することで溶接条件の呼び出しが可能です。

ループアンテナ

ループアンテナ

メーカー
TESEQ
型式
HLA6121
仕様・性能
測定周波数範囲:9kHz~30MHz
準拠規格:CISPR11
ループ径:直径600mm
アンプ:内蔵

用途
 電気・電子機器が発する電磁ノイズを測定する試験(EMC試験)で使用するアンテナであり、30MHz以下の電磁ノイズを測定することができます。国際規格(CISPR11)に準拠した測定を行うことができます。また、医療機器のEMC試験にも対応しています。
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