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令和4年度導入機器

 令和4年度に、公益財団法人JKAの補助を受け導入した機器をご紹介します。


 当センターでは、公益財団法人JKAによる機械振興補助事業(公設工業試験研究所等における機械設備拡充)により、様々な機器を導入しております。

 補助事業の概要

 宮崎県内の中小ものづくり企業に対する技術指導等に必要な機械設備の拡充強化のため、「揮発性成分精密分析装置」を導入しました。

 予想される事業効果

 本補助事業を活用した機器整備により、当センターにおける技術指導の体制・機能が強化され、県内ものづくり企業からの相談に対して迅速かつニーズに沿った高度な技術指導の実施が可能となります。
 また、企業の技術力向上や新製品の開発等に有効に活用されることにより、本県の産業振興及び中小企業の発展が図られます。

 本事業により導入した設備
揮発性成分精密分析装置

揮発性成分精密分析装置

メーカー
株式会社島津製作所
型式
GCMS-TQ8040NX AOC-6000 Plus OPTIC-4
仕様・性能
測定方式:トリプル四重極
リテンションタイム再現性:0.0008min以下
面積再現性:1%RSD以下
フィラメント:デュアルフィラメント
イオン化方式:電子衝撃イオン化法(EI)
イオン化エネルギー:10~200eV
スキャン速度最大値:20000u/s
※前処理用熱分解装置(Curie Point Injector JCI-77)が付属
用途
 本装置は、サンプル中にどのような揮発性成分がどのぐらい含まれているかを分析する装置です。この装置を活用することで、製品・原料等に極微量しか含まれない揮発性成分(臭気成分等)の分析等ができ、また、付属の前処理用熱分解装置も併用することで、樹脂の構造解析も可能になります。
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