酸化マグネシウムは、純度により幅広い用途に使用されていますが、良質な製品の製造には厳しい品質管理が求められます。そのために必要な酸化マグネシウムの純度を評価する手法を確立したいと相談を受けました。
当センターの様々な機器を使用し、製品中の酸化マグネシウム量を測定する手法や、製品に含まれる他元素の分析方法について技術指導を行いました。センターとしても初めての取組であったため、企業と共に様々な評価を試みながら、評価手法の確立を目指し取り組みました。
習得した様々な分析手法の中から、酸化マグネシウムの純度を評価する手法を選定し確立ができました。自社で製造した酸化マグネシウムの純度等について、定期的に当センターの機器を利用する事で、酸化マグネシウム製造における品質向上に努められています。
(資源環境部)