催事や卸販売でミルクせんべいを販売している企業が、新たな試みとして、食品に直接印刷できるフードプリンタを導入し、オリジナルイラストを印刷したミルクせんべいを開発する事になりました。その際に、消費者の手に取ってもらえる様な魅力的なイラストの制作を行いたいとの相談を受けました。
まずは、職員とアイデアを出し合いながら、手描きによるアイデアスケッチを行いました。次にスキャナでスケッチを読み込みデータ化し、マルチメディアコンピュータシステムを用いて、色の変更や文字の入力を行いました。これらの支援により、オリジナルイラスト4種と催事用の卓上POP(左図)が完成しました。
11月に開催されたサッカーの催事で、オリジナルイラスト4種を印刷したミルクせんべいを販売しました。そのなかでシンプルなイラストが予想以上に人気であることや、POP等の展示方法の新たなアイデアも生まれ、今回の結果を参考に消費者のニーズにあった販売方法の構想を練られているようです。
(企画・デザイン部)