新型コロナウイルス感染予防のため、剣道競技においても、マスクとフェイスシールドの着用が義務化されました。このため、競技者の大声や呼吸を妨げず、剣道本来のパフォーマンスを損なわないマスクを開発したいとの相談を受けました。
曲面形状の3Dモデリングについて設計手法の提案を行いました。また、当センターの所有する4台の3Dプリンタの中から最適な3Dプリンタを提案し、試作品の造形を支援しました。
3Dプリンタで造形したことで、実際に装着して、付け心地や呼吸のしやすさなどを確認することができました。また、3Dデータ、3Dプリンタを使用することで、試作と再設計に要する時間を短縮することができ、迅速な製品化に繋がりました。
(機械電子部)